30代共働きの子育て記録

東京から地方都市へ移住したフルタイムワーママの子育てや仕事のはなし。

私たちの声見た


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地方都市の映画館でも短期間ではあるが上映していることが分かりなんとか予定調整して見に行ってきた。

 

海外作品含めた女性をテーマにしたオムニバス映画のひとつに、杏主演『私の一週間』がありそれ目当てで見る。

 

ひとりで子どもふたりを育てる母親の怒涛の1週間を切り取った作品なのだけど、子育てあるあるありまくりで、この脚本実際に働く母親が作ったんだな、というのがよく分かる。もう行く時間なのに遊び始める保育園男児に対しての言葉とか、兄弟喧嘩の仲裁にかける言葉とか、あぁこれ普段のわたしです、っていうセリフばっかり…。

 

日曜日に届く身に覚えのない宅配便で涙腺やられます。

 

他の海外作品も良かったけど、被害者としての、弱者としての女性を描く作品はあまりピンとこず(DVとか、薬物とか、日本でもあるんだろうけど自分事とは遠い)やはり一番刺さったのは馴染み深い日本の働く母親の日常を描いたこの作品だった。

 

で、ここにも描かれているけど子どもだけのお留守が虐待とかいうおかしな条例できちゃうとこのシングルマザー土曜日働けなくなって、土曜日は経営するお弁当屋にとって欠かせない収入源の日のはずで、この母親だってやりたくて小学生の娘と保育園児の息子をお留守番させてるわけじゃないのだ、ということがよく分かる。この条例成立させようとしている議員はこの映画見た方がいい。