30代共働きの子育て記録

東京から地方都市へ移住したフルタイムワーママの子育てや仕事のはなし。

東京から地方都市に移住して9ヶ月

あっという間に年末の忙しなさ出てきて気持ちが全然ついていけない…年末まであと1ヶ月くらいのんびり過ごす時間欲しいな…。

子ども達と私の、移住前後で生じた大きな変化点についての振り返ってみる。

 

 

 

公立保育園から私立幼稚園(保育利用)へ

東京に住んでいた頃は区立の保育園(運営も区)に通っていた子ども達。第一子イチタを生後6ヶ月で預ける必要があった当時はまだ待機児童問題があったので、こちら側に選択の余地はなかった。

おそらく法律で決められた最低限の保育士配置しかなくて、運営に携わる主任保育士と園長先生からは母親達に対する『遅く預けて早く帰って』圧がすごかった。何度かそのことで主任保育士と直接バトルしたくらいだ。

子ども達に対しても幼児クラスになると上から押さえつけてなんとかまとめている感じで、引越し直前は年少クラスだったイチタは朝何度も玄関で大泣きして預けられるのを嫌がっていた。

 

対して移住後。

移住を検討していた頃から密かに良いなと思っていた私立幼稚園で昨年度から保育利用が可能になったことを知りこれ幸いと申し込んだ。保育料部分が無料になっても授業料として毎月それなりにかかるため(同じ内容を東京で受けようと思ったらこんな費用じゃ済まないだろうなと思われる教育内容。他に習い事させる必要など全くないくらい多方面で面倒見てくれる)引越し直後も今も、クラスはかなりの少人数でひとりひとり手厚く見てくれている印象で、イチタは保育園に行くのが大好きになった。朝登園すると担任の先生のところへダッシュ。休みの日はいつも『今日は保育園行かない?』と聞いていたのが『いつ保育園行ける?』にまで変わった。先生、すごい。

 

ニコは、引越し後に2回もの転園を経て10月からイチタと同じ保育園に通い出したが、ここへきて環境変化のストレスが身体に表れているのが明らかだ。10月末、11月末と同じような症状で長く休みがち。11月末の方はコロナだったし。高熱からの痰の咳、長引く鼻水。ニコもかわいそうだけど在宅勤務で対応する私も中耳炎から難聴気味になったり喉がイガイガしたりもれなくうつるのがしんどさを増す。。保育園に慣れるまで、身体の丈夫さが追いつくまでの辛抱だ…イチタと同じ保育園で卒園まで、もうここからは動かないからね…ありがとうニコ…。

 

当然といえば当然だけど、東京で通っていた保育園ではほとんどが共働き家庭で送り迎えでよく会うママとはお話したりしていたのが、引越し後は幼稚園枠利用のおそらく専業主婦家庭がほとんどで共働きはごくわずか。よってお迎えの時は大抵最後、イチタとニコだけで遊んでいる。ママ友は一向にできないけど、気にしない。

 

 

営業補佐(社内ニート)からエンジニアへ

母親の私も結構劇的な変化をこの9ヶ月で経験している。

8年勤めた米化学メーカーの日本法人、オフィスは赤坂、ひとりひとりのデスクスペースはとても広々、ゆったりと座り心地の良いウン10万するイスが使えてコーヒー飲み放題などなどオフィス環境はとても良かったが、ニコの育休明けコロナ禍になってからは営業補佐に異動して社内ニート状態でほとんど在宅勤務だったので、やるべき仕事が終わってしまえば本読んだり転職活動したり走ったり、かなり余裕のある1日の過ごし方ができていたのは振り返ると良かった…最後の1年間の仕事は本当に、本当につまらなかったけど。

 

対して転職後。

在宅勤務の日もランチ食べそびれるくらい忙しい。CADワークにもだいぶ慣れてきたけど、あれもこれも、上から横からどんどん仕事が降ってくる感覚。一方の夫は実験などの手を動かす仕事は若手に回し自分は指示するだけだそうで、給料は私の方が多くもらっているけど、管理職ポジションを実践的にこなし始めているのは確実に夫だ。羨ましいけど、この仕事に追われる下っ端の感じも嫌いじゃないのだよ…。(ただしお給料しっかりもらっているからこそ下っ端でも腐らずにいられるんだけど)

労働環境は家も職場もあまり良くない。工場だから仕方ないとは思いつつ、もう少し広い机欲しいし、背の高さに合った椅子に座りたいし、静かに集中できる居場所が欲しいなぁ…家でもそう…首肩凝りひどい。

 

移住した時は2月も後半で寒さのピークは過ぎていた。これからやってくるという本格的な寒さ。すでに朝は車が凍っていてすぐに出発できなくなっている。耐えられるのか。。?