30代共働きの子育て記録

東京から地方都市へ移住したフルタイムワーママの子育てや仕事のはなし。

家庭の教育予算

中学受験を乗り越えた家庭、インターナショナルスクールで学ぶ子どもを持つ家庭、公立塾なし家庭勉強を重視する家庭、教育のために移住する家庭、私立小中高一貫校小学校受験した家庭…選択肢いろいろ。我が家はどうする。

 

イチタとニコは今グローバルな教育を特色とする幼小中学校の幼稚園に身を置いている。幼稚園枠の時間内は会話はすべて英語、先生も外国人で、カリキュラムも時期ごとテーマごとに様々な角度から学ぶのが面白いようで毎日楽しそうに通っている。

イチタは4月から年長クラス。周りを見れば、兄姉もこのまま続く小学部に在籍するなどしており同級生も小学校は公立ではなくそちらに進む子供達が多いようだ。

 

幼稚園のうちは保育料無償化もあってこの程度の負担でこの内容で見てもらえるなら最高だな、と思い入れたが、続けて小中9年間もとなるとかかる金額の桁が変わってくる。(それでも東京のインターナショナルスクールよりだいぶ安いが。)イチタは通えたけどニコはごめん無理とか絶対嫌だし、一応試算してみたけれど、我々サラリーマン夫婦の稼ぎでは子ども達二人をインターナショナルスクールに入れた上で大学までなんてとても賄えない。

 

というわけで我が家の子供達は小学校から高校までは公立一択となる。

私が今まで出会ったグローバルに活躍する日本人ビジネスマンは、例えば大学から海外に行きそのままそこで就職するとか、大学、大学院まで日本だけど外資系企業に就職して駐在したりとか、自分で自分の進路を決められるタイミングで外に出ている。

確かにその時に既に英語が不自由なく使えたら良いだろう。でもそれって必須条件じゃない。親の私が必死に子ども達を優秀なグローバル人材にさせよう!とインターナショナルスクールに無理して通わせたところで、イチタとニコが将来グローバルに活躍する人間になりたいと思うかどうかは分からない。

 

それなら私にできることって何だろう。

私達夫婦が子ども達に対してかけてあげられる教育に関するお金について正直に話し、自分の頭で自分の進路を考え、決断し実現できるように、少なくとも学校で学ぶ範囲で苦労しないように家庭学習をサポートすること、くらいしかないんじゃないか。そしてそれをきちんとやることだけでも結構大変なんじゃないか、とも思う。

 

私の両親のように『お金かけて私立中高一貫校に入れておけば万事オッケー』みたいな親にはなるまいと思う。そして子ども達が何か進路で悩んだら、相談できる相手でありたいと思う。

 

インターナショナルスクールや私立中高一貫校に通わせてあげられなくても、中学生か高校生のどこかで、2〜3週間の海外ホームステイ体験はやらせてあげたい。望めばだけど。

私自身も高校生の時にカナダに2週間行ったし、前職の同僚は娘が中学生の時に短期留学した後、高校は海外に行きたい、と言われ実現させていた。同じこと出来るかわからないけど、子供達が望むなら検討したいし、1ヶ月程度のホームステイなら余裕でさせてあげられると思う。

 

小学生になったら理科の実験教室とかもやらせてあげたい。自治体とか地元の大学とか夏休みにやってたりするやつ。定期的に劇団四季のミュージカルも見せてあげたい。(イチタは去年初ライオンキングだった)進路には口を出さずとも、親も一緒に勉強を楽しむくらい、特に小さいうちはたくさん関わってあげたいと思う。