昨年の人気作品をようやく聴く。家族と村をドイツ兵に皆殺しにされた少女が一流の狙撃兵になり、戦争を生き抜いていく様を描いていてすごく面白かった。今まで歴史には全然興味が持てなくて、戦争をテーマにした作品も学生時代に読みなさいと強制されたもの以外全くと言っていい程読んでこなかったのだが、それゆえ教科書通りの『日本から見た戦争、日本が関与した戦争』についての歴史的事実くらいしか理解していなかった。ロシア対ドイツという日本以外、しかも女性兵士の視点で描かれた本作品で改めて第二次世界大戦ってそもそも何で起きたの？から始まり、なぜロシアはウクライナを攻めるの？という今に繋がる疑問が聞きながら自分の中で溢れた。この作品の最後に出てくる『戦争は女の顔をしていない』も続けて聴き始めたが、こちらは物語ではなく体験談を集めた記録だったので途中で辛くなり聴くのやめた。
今はサピエンス全史を聴いている。以前読んだHuman Kindにも共通する話題があり聴いてて楽しい。
紙の本で少しずつ読み進めていた三体、死神永生の上で飽きてきて図書館の返却期限がきてしまったのでここからはAudibleで聴く。Audibleは通勤時はもちろん、時々東京へ出張に行く時など電車の旅の時も荷物軽いまま長編小説が聴けるってとても良いと思った。
これから聴きたいのは再びの村上春樹シリーズ。大好きな杏が！1Q84の青豆の章を読んでくれる！彼女の声聞きたさにYouTube見たりするくらいなので、読むの楽しみ過ぎる。
