30代共働きの子育て記録

東京から地方都市へ移住したフルタイムワーママの子育てや仕事のはなし。

薄情者が母親になるとこうなる

子どもが男の子だと将来滅多に会いにきてくれない、女の子なら時々会いにきてくれるだろうから女の子が欲しい

 

っていう考えで第三子待望の女の子授かりましたハッピー!

 

という記事読んだんだけど、その思考回路が全く理解できなかった。

 

男の子は会いに来てくれないけど女の子は会いに来てくれる?その根拠って一体どこから来るのかしら…?

 

(成人した後子供が親である自分に)『会いに来て欲しい』の意味もよく分からないのだけど…それは今私が子供達とベッタベタにくっついているからそう思うのかなぁ、成長すると寂しくなるのだろうか…

 

私個人的には、イチタもニコも、地元に留まらず東京や海外にどんどん出て行ったらいいと思う。帰ってきて欲しいとか、私の近くにいて欲しいなどとは絶対に言うまいと思うし、少なくとも今の私は望んですらない。巣立ったら親とは時々連絡取るかな?くらいの距離感で良いじゃんと思う。私自身がこの土地に死ぬまでいる気がないのも大きいかも。子供達が巣立ったら私もひとりで東京に戻るかもしれない、そんな可能性もある気がしている。

 

義理の両親も夫に対して一言もそういうことは言わなかったし今も継いで欲しいなんて言ってない。義実家の土地に夫の家が建たないってなった時、他に土地探したら?って真っ先に義父に言われたくらい。ただ夫が『自分はこの家の長男だから、いつか必ず帰ってきて継ぐのだ』という昭和な価値観ガッチガチで帰ってきたというだけ。私はイチタにそんな昭和な価値観引き継いで欲しくないなーと思う。

 

ニコがもし将来子供を産むことがあったら、そしてニコがそれを望むなら、産後のニコのお手伝いを喜んでしてあげたいと思う。ニコがどこで子育てしようと飛んでいきたいなと思う。でもそれは、ニコが私に気軽にお願いできるような親子関係を築けている前提の話だ。

私と母のように、壊れた親子関係の上に『娘が子を産んだら助けるのが母親の役目でしょ』とばかりにやってきて、手伝うどころか娘の産後のメンタルすだぼろにした母を私は許さない。

女の子が母親に会いに来てくれるのは、良好な親子関係を築けた場合に限る。そして将来会いに来て欲しいから、ではなくて、大事な家族の一員として、ニコと良好な関係を築く努力をしたいなと思う。

 

一方イチタの方は彼の私に対する愛情を時々重いと感じるんだけど、世間一般では『これだから男の子のママは幸せよね〜』という感想になるのだろうなぁ。

イチタが将来自分の妻や子供より私なんかを優先させそうとしたら怒っちゃうと思う。自分が夫にそれやられると不快だから。でもそんなこと忘れてイチタが構ってくれることを喜んじゃうのかな私。でもそんなドライな態度でイチタに母親に愛されなかったなんて思われたくないから、求められればハグしようとりあえず。

 

総じて私は薄情者だと思う。でもこれは高校生くらいから自覚あるからもう変わらないんだろうな。