30代共働きの子育て記録

東京から地方都市へ移住したフルタイムワーママの子育てや仕事のはなし。

毎年モヤる帰省

義実家から車で20分の距離に住むんだから、しょっちゅう行く代わりにお盆年末年始は泊まらなくてもいいんじゃない?なんて引っ越す前に夫が言ってたんだが、録音しとけばよかったな。

 

今回3泊もしてようやく帰宅して、あぁ、自分のやりたいことをやりたいタイミングでできるって良いなぁとしみじみ。毎朝飲むコーヒーもなく、夜のお楽しみの食べ物もなく(夫や家族達はなんかあるけど一緒に食べようよ、という雰囲気ではない。ちなみに夫は義実家に帰るとキャラが変わる。"私の夫"ではなく"この家の長男"になるので私にとってそれも義実家がホームにならない理由の一つだと思う。)、食器は手洗いで、めちゃくちゃ暑いのに冷房もつけられず(逆も)、(被害者面するつもりないので付け加えて書いておくと、3泊のうち私は一度も食事の用意はしていない。台所には立たない。食事の用意は義母と独身の義兄弟。感謝なんだけど、食事を作らなくて良い楽さ<<<居心地の悪さ、なのだ。)やはり私の義実家滞在は3泊が限界だった。今年の年末年始は何かしら理由つけて1日も行かないと決めた。

 

今回気になった義両親の言葉。

イチタにはとうもろこし食べる?と聞いて、それに対して食べたい!と言ったニコ。イチタと同じかそれ以上食べる食欲旺盛なニコに対して、もうあなたは食べなくて良いわよ、と義母。義父もニコは太り気味なんじゃないか?みたいなこと言うから、平均の範囲内ですよ、とは言ったけど。

義実家を訪れた親戚は、未婚の夫の兄弟にいつ結婚するのかそれはもう余計なお世話オブザイヤーなこと聞いてて、これには田舎の価値観やば…と思わずにはいられなかった。

 

畑の手伝いなども、私からすると義両親の好きで(好きでと言っても義務感が多いようで、それも意味分からんなんだが)やっているものをなぜ成人した長男家族が朝の6時から手伝わねばならないのか、1ミリも理解できないのだけれど、ソウイウモノらしい。理解したいとも思えない。と、私が思っていることを私は子ども達の前でそれとなく言う。我慢しない。義実家へ行こうかーとなると、私も行かなきゃダメかしら?と毎回聞くし、朝食前に農作業を手伝った後、帰宅後も作業を続ける義両親と夫。子ども達は朝ごはんを食べたい!と言うので、『待っててね、この家の人達はみんな一緒に、を大事にするから、イチタとニコだけ先に朝ごはん食べても良いか聞いてくるね』てな感じで。

否定はしないが、私はその価値観、賛同してないからなっていうのを発信し続ける。

 

先月の海外出張も、今月の中国出張も、歓迎されてない感じヒシヒシするけど、気づかないふりをするし、これからも機会があれば絶対行くんだ。

近い将来、身近にいる親戚達がイチタやニコに対して時代遅れな呪いのようなこといいやしないかと心配になるが、私はこうやってささやかな抵抗をするしかないと思う。

 

お墓参りの度に手を合わせながらはっきり思う。私、ここのお墓入りたくないです。