30代共働きの子育て記録

東京から地方都市へ移住したフルタイムワーママの子育てや仕事のはなし。

『家庭教育』の隘路と高学歴親という病読んだ

働く母親と階層化の著者の指導教官だった本田由紀氏の本を読み漁った。楽しい。

 

教育の基本的な責任の所在が家庭にあるって知らなかったよ!共働き増えてるんだから学校で責任持ってやってよと思うと共に、家庭がベースなのに学校の先生ってあんな忙しいのなんで?とも。

 

働く母親と階層化が二番煎じだった感、調査内容そんな変わんないじゃんって思った。

本作で著者が『家庭でそんな気負わずに育てられないか』自問自答しつつ論文書いててほっとした。

 

子どもの教育に対する親の姿勢という意味で、高学歴親という病も読んで良かったけども、思ったのは問題視される病的なレベルの高学歴親だって別に好んでそうなってるわけじゃなくて、自分がそうされてきたからそうなっちゃったり、周りの目、世間の空気がのびのびさせない(のびのびほったらかしと放置親の境界線が曖昧)雰囲気だったりするよね…ということ。だから親がこうあるべき!を語るより、社会で子供をどう育てる?をもっと考えた方が建設的な気がするなー。