30代共働きの子育て記録

東京から地方都市へ移住したフルタイムワーママの子育てや仕事のはなし。

夫のトリセツ読んだ

妻のトリセツ (講談社+α新書)も読みたくて一緒に予約してたのに、受け取り期限内に取りに行けず、また120人待ちの最後尾へ。泣

 

夫のトリセツ (講談社+α新書)は忘れずに受け取り。

 

この本、妻だけじゃなくて、男の子を育てている母親も読むべきだと思いました。

自分の息子が将来の妻とうまくやっていけるかどうかは、母親の接し方次第なのかも。いつまでも子ども扱いしないこと、子供との会話に男性脳を使わないこと、肝に銘じます。

著者は世界のスタンダードで日本では全く根付いていない、レディーファーストを息子と夫に仕込んでいる。それに対して息子が疑問を呈した時『世界ではみんなやってるっていうけど、台東区では違うみたいだよ?』これに対して著者が返した言葉『あなたは世界に出ていく男でしょう?一生台東区にいるの?』に笑いました。

 

話は逸れますが、レディーファーストを日常的に受けてない日本の女性は、海外に出て自分にされる対応にびっくり&戸惑い、必要以上に喜んでしまう気がします。新婚旅行でフランスに行った時、閉店間際のレストランで、女性だけにお花が一輪ずつ配られたとき(きっと店の装飾用で閉店後には捨てるやつだったんでしょう)、うわーい!って声出して喜んでるの私だけでした。周りにいた現地もしくは外国人女性達は特にテンションを上げることなく自然な笑顔で受け取っていて、それに気づいた時は恥ずかしかったなー。アメリカ育ちの上司に、ドアを開けてもらった時も、何度もあったけれど毎回え、私に?って戸惑っていたし、レディーファーストを日本の男性に仕込むのも大事だけど、レディーファーストを日本の女性が自然に受け止められるような世の中になって欲しい。まずは我が家の息子と娘で実験だな。

 

男と女は脳みその仕様が違います、というのはよく聞きますが、どのように違うのか、どうしたらいいのか、具体的な例を出して書かれているので分かりやすい。

定番ルールを作る、朝からこれだけやってて、さらに全部やってあげたいのに疲れてできないのキャンペーン、夫の身体拡張感覚が妻にまで及ぶこともある、などなど。確かにこういう言い方した時は夫も進んで手伝ってくれたかも!と納得いくTipsがたくさんあります。

これを読んでいくと、私の夫は、36歳、結婚7年目にしてすでに妻の扱い方をだいぶ心得ているなぁと感じます。私の愚痴やオチのない話に、必ず共感からしてくれるし、記念日を忘れたことない(私の方が忘れることが多い)、私がおむつ替えの時にお尻拭きがなくてああ!ってなってるとすぐに手渡してくれる。私まだ読んでないけど、妻のトリセツをすでに読んだか、女性脳よりなのかも。

 

私はどちらかと言うと男性脳よりな面があるので、妻のトリセツを、私の場合は夫のトリセツとしてやはり読んだ方がいいな。

 

(追記)

著者の本を片っ端から予約して読んでみてますが、ちょっと違和感があるのが、この人完全に息子に恋してる母親。一人息子の育児のキャッチコピーからして『母も惚れるいい男』で、他人から見ると引く程惚れてます。私は親バカには喜んでなるけど、息子に惚れてる母親にはなりたくないです。

もうひとつ私にとって違和感なのが、育児の話に夫がほとんど出てこないこと、どうしても育児のメインは母親だって書いてること。私は、そうは思わない。もちろん母でこそ、父でこそ、の部分もあるけれど、夫婦でできることはもっとたくさんある。

 

新刊娘のトリセツ(小学館新書)も読みたい。