最近絵本と同じくらい紙芝居を借りている。子ども達を図書館に連れて行くと、紙芝居の本棚に直行するふたり。
中でもニコの紙芝居セレクトは、司書さんも『渋いですね…』と笑うほどなので紹介したい。
『とんだちょうじゃどん』
『つんぶくだるま』
『カッパとてんぐとかみなりどん』
『てんぐのはなくらべ』
彼女は今どうしようもなく日本むかし話に惹かれるらしい。
一方イチタの紙芝居セレクトは4歳児らしいラインナップ
『チョコレートカステラだいじけん』
『ちゅうしゃにいったモモちゃん』
『にゃーおん』
そして私はといえば、週に一回か二回通う小さな図書館の司書さんが狭いながら選りすぐりの絵本達を本棚の上の目のつくところに置いてくれているので、そのテーマを見抜き(例えば猫がテーマの絵本だったり、鳥がテーマだったりする)その中から気になる絵本を手に取っては借りていくのが好きだ。
イチタがアンパンマンにハマっていた時には、すかさず区で購入したばかりのアンパンマン絵本を紹介してくれたし、自分だけで良い絵本を選ぶ(くもんの推薦図書参考にしてたんだけど結構読んでしまった)のも限界を感じてきたので、これからは司書さんをもっと頼りたいと思う。
私が子どもだった頃は、図書館にそれほど縁がなかった。父は読書好きだけれど母はあまり本を読まず、"本を借りてくる"という習慣がなかった。小学生の高学年の頃、お昼休みに図書館で本を読んでいたら、担任の先生に『子供は外で遊びなさい』と怒られて嫌な記憶の場所になってしまった。
私が図書館を好きになったのは、大学1年生の時、大学の図書館で、ここは好きな勉強を好きなだけできる場所なんだー!と気づいてからだ。授業で課題が出るたび、実験の予習のため、毎日のように図書館の自習室に入り浸っていた。
できれば子どもたちにも、本好きになってもらいたい。これからも図書館が行くのが楽しみな場所のひとつであって欲しいなと思う。