30代共働きの子育て記録

東京から地方都市へ移住したフルタイムワーママの子育てや仕事のはなし。

ミニマル子育て読んだ

こちらが望んでいなくとも増えていくおもちゃや、トミカプラレール、ぬいぐるみの数々。2歳の誕生日プレゼントでさらに加速しています。見ているとよく遊んでいるものって本当にひと握りなので、イチタが遊ぶ頻度が少ないものはどんどん押入れにしまっているものの、収納スペースには限りがあるし、どうしたものかと困っていましたが、この本を読んで、容赦なく断捨離していこうと心に決めました。

ミニマル子育てーー少ないは多いにまさる 子どもと親が育ち合う

 

わたし個人的にも好きではない、アンパンマンやキャラもののプラスチックでできたおもちゃ。知育を謳っているところがタチが悪くて、親や親戚も良かれと思ってプレゼントしてくれるのですが、遊んでいる間ずっとプラスチック同士がぶつかる音がガチャガチャとうるさいし、床に散らばって踏むと痛いし、電子音が出るやつなんて最悪でイチタの気まぐれに、時にはエンドレスに同じボタンを押された日には頭が痛くなってきます。

著者によるとこういう用途が限られたおもちゃは、ものを何かに見立てて遊んだりする想像力が育たないから捨てて良いそう。

 

この本で特に私がドキッとさせられた箇所は、第6章「大人の世界から子どもを守る」の中の、後ろに下がる①言葉を控える

 

著者によると、断捨離すべきは、モノだけではない、親の関わり方も子どもの世界を邪魔するべきではないとのこと。

 

私たち親はともすると、子どもたちに大量の言葉のシャワーを浴びせていることに気づいていません。子どものやることなすことコメントすることで、彼らがしっかり見られていることを伝えようと思うのかもしれませんが、喋れば喋るほど、そうではなくなってしまうのです。

 

私たちが子どもの周りで話しまくるとき、彼ら自身が考えたり、何かを言ったりする場を与えません。それは子どもの想像力やクリエイティビティを伸ばす機会を奪っています。

 

子どものしていることに気づき、ただ見守ることは、多くのことを同時にこなすことに慣れ切った私たちにとって難しいことかもしれません。親でいるとは、注意をいくつかに分散させなくてはいけないことです。だからこそ私たちは、言葉でそのすき間を埋めようとします。ですから、Eメールや電話やその他のことから離れ、言葉をまったく使わずに子どもにだけ集中できるとき、それは非常に強力な効果をもたらすのです。

 

言葉で埋め尽くされていない静かなスペースは、子ども自身の考えや感情を深めることを可能にしてくれます。大人がかける言葉の量を減らすことは、私たち親の子どもへの干渉をミニマルにする一番基本的な方法です。

 

別の育児本で、赤ちゃんにはまだ言葉が分からなくてもたくさん語りかけてあげましょう、みたいなアドバイスがあって、その延長で2歳のいまもイチタの行動を実況中継したり、気持ちを代弁していましたが、それも子ども自身が話せるようになれば過度にやる必要はないのだなと学びました。私は話しかけ過ぎる傾向あるから、特に気をつけよう。

 

私の理想としてはテレビもリビングに置きたくないのですが、これはスポーツ観戦が大好きな夫の猛抗議を受けるのと、イチタはすでにお母さんといっしょやピタゴラスイッチ、トーマスを知ってしまっているので、引っ越しのタイミングになんとかしたい。。