30代共働きの子育て記録

東京から地方都市へ移住したフルタイムワーママの子育てや仕事のはなし。

保育園のママ友

今年4月、イチタの同じクラスでいちばん仲良しな友達のママが海外に単身赴任になり、子どもを連れて行くということで退園。

 

お迎えのタイミングがよく一緒になり、保育園を出てすぐの小さな公園で何度も遊んだのが既に懐かしい。子ども達が仲良すぎていつもなかなか離れなくて、一緒に帰れるギリギリのところまでみんなで歩いたこともしばしば。

 

退園することを教えてもらった時に、行ってしまう前に良かったら週末一緒に遊ぼう、(その日スマホ持っておらず)次会った時連絡先交換しましょうとお話しして結局そのまま何度かすれ違ったもののコンタクト取れずに去ってしまった。

はぁぁ…あの時連絡先交換してたら良かったなぁ…でも連絡先交換したところで準備に忙しい週末会えたか分からないし、今後やりとりすることないだろうし、子ども達はギリギリまで保育園で目いっぱい一緒に遊んでただろうし、私の(そのママと仲良くなりたかった)自己満足だよな…何度かすれ違ってたけど交換しましょ!とならなかったのもそういうことだよな…とひと通り落ち込んでなんとなく立ち直っていたところ。

 

またひとつ、おわかれ。

 

今度はイチタのひとつ上のクラスのママで、乳児クラスにいた最初の1年間、これまたお迎えが何度も一緒になってその後も会えば話していたママ。お迎え後に公園でかなり久しぶりに会えたと思ったら、第二子が産まれていて、退園するんです、と。

 

子ども達の遊びを見ながら話す、子どもにとっていい環境ってなんだろう、その夫婦の選択。子連れの引越しは保活もセット。私達夫婦もここでずっと子育てするつもりはないこと、でもそのタイミングに答えが出ていないこと。

 

帰り際、連絡先交換することなく、『引越しが無事に進みますように』『ありがとう、元気でね』とお別れ。たぶんもう会えない。あぁ、寂しい!でもやっぱり連絡先は聞けなかった。

 

保育園で顔を合わせる親達は、基本的に挨拶するだけでそんなにこみいった話しないし、子ども達がいるので世間話もそこそこに毎日それはドタバタと家路に着くのだけれど、そんな中でも上記のママ友ふたりは会えばどちらからともなく気さくに話していた。しょせんは薄くて細い繋がりなんだけど、それが結構(リアルで会う友達のいない)私にとって貴重な癒しになっていたんだなぁと。同じ街で、今日も仕事に子育てに頑張るあのママがいる、ということが。たぶん私はこれから先、何度も彼女達を思い出しては、今何してるかな…と思うのだろうな。

 

きっとこれから、こういうお別れはたくさんあって、そしてその度、胸がキュッとなる思いをするのだ。