30代共働きの子育て記録

東京から地方都市へ移住したフルタイムワーママの子育てや仕事のはなし。

初めての胃腸炎

1歳8カ月、新生児の頃でさえミルクの吐き戻しもあまりしなかった息子が、夜中に突然吐きました。

 

その夜は金曜日。私は会社のイベントで帰宅が遅くなり、夫が添い寝の担当でしたが、今思えば体調が悪くて眠りが浅かったのか、帰宅した私の声に気づくとママじゃなきゃ嫌だと泣いてきかず、寝入ったと思って立ち去ろうとするとむくっと起きてママ!と泣くので、親子3人、私が真ん中で川の字で寝ていました。

 

横で突然咳き込んだと思ったら、枕元が濡れていて、どうやら未消化のご飯を吐いた様子。急いで着替えやら敷きマットの交換をするも、30分後には再びの嘔吐、吐いた後はケロッとしているものの、明け方までに4回程吐いたので、最寄りの救急外来に行きました。(熱もなく、泣いたり機嫌悪くなったりせずに本当にケロッとしていたので迷いましたが、小児救急電話相談にも相談して、救急外来に行くように言われたのが背中を押しました。電話して良かった。)

 

朝5時。はやりの胃腸炎でしょうとのことで、吐き気どめの座薬を入れ、帰宅。この間夫がずっと抱っこ紐で抱っこしていて、診察を待つ間にも1回吐いて、夫の身体にかかったり。。土曜日の朝から家族3人疲労困憊です。帰宅後少し寝て、子どもは夕方にまた吐いて(それまで吐かなかったのをいいことに、ふつうに夜ご飯をあげたのがいけなかった。反省。)それ以降は吐かず、日曜日から今度は下痢便が始まる。

日曜日も外出は最小限に、それでも夫は子どもを抱っこしながら母の日の花を買ってくれました。。優しすぎだよ。。

 

そしてこの胃腸炎、妊婦で免疫力の低い私にかなりの確率でうつるだろうと覚悟していたのですが、、最も濃厚接触していたと思われる夫に重症化してうつります。

日曜日の深夜から夫が嘔吐し始めたのに気づき、子ども用に用意していた経口補水液を与え、塩素系漂白剤を溶かした水でトイレなどを拭いたところで、子どもが私を呼んで泣くのでやむなく就寝。しかしその後も朝まで断続的に吐く夫。

翌朝子どもの朝ごはんを出してから寝室に行くと、夫がベッドから落ちて倒れていて、とても立てなそうなので迷わず救急車を呼ぶことに。

 

7時、救急隊員が到着し、搬送。私と子どもは感染を防ぐため同乗せず、搬送先の病院からの連絡を待つことになりました。

子どもにとってこの出来事は衝撃だったようで、その時はパパ、救急車、バイバイと言って状況を飲み込もうとするも、朝や昼寝の寝起きに必ず大泣きしながら夫を探す、というのを数日繰り返しました。

 

診断の結果、夫は腸炎で3日間の入院。子どもの下痢は始まってから2日で完治し、木曜日にやっと夫も退院、子どもも登園再開となりました。

 

今回、妊婦の私にうつらなかったのが本当に不幸中の幸いでしたが、夫不在の中、ワンオペ終日育児はなかなかしんどかった。体調が悪いので基本機嫌が悪く、少しでも離れると抱っこと言って泣く。何度ブンバボンとダンダン体操とパプリカの録画を見せたか分かりません。。

 

私だけが元気でも、入院した夫へ着替えを運んだり、入院手続きの代行、子どもの世話があり、その週の仕事は全部キャンセル。トップマネジメントを含めた顧客との大事な会議があったのに、営業担当の私が参加できない申し訳なさと悔しさ。こうやってチャンスを逃していくんだわ、と思いながら、でも家族のケアは私の他にいったい誰ができるんだと思ったら、私は迷わず仕事を放り投げてしまう。

フローレンスの利用も考えたけれど、やっぱり私は体調の悪い子どもを自分で看てあげたいんだとつくづく思う。キャリアアップしていくワーママはきっとこういうときちゃんとフローレンスのようなサービスを駆使して、仕事のチャンスを逃さない努力を怠らないんだろうな。。本当に尊敬する。

 

初めての胃腸炎が家族にとって大変な事件となった5日間でした。