30代共働きの子育て記録

東京から地方都市へ移住したフルタイムワーママの子育てや仕事のはなし。

家族脳読んだ

  

 

家族脳: 親心と子心は、なぜこうも厄介なのか (新潮文庫)

 

この本で一番ハッとして我が家も見直そうと思ったのは、朝ごはん。

 

Vol. 6 脳のために食べる、人生のために食べる

 

脳の唯一のエネルギー、ブドウ糖

ブドウ糖は、消化器官から吸収されて、血糖というかたちで脳に運ばれる。血糖は悪者のように使われることばだが、血糖がなければ、私たちの脳は動かない。

(中略)糖は分子構造が大きいので、血糖値が高すぎれば血液や血管に悪影響を与える。このため、血糖値が上がれば、抑制するためのホルモン・インスリンが分泌されて、血糖値の安定を図っている。

空腹時、いきなり糖質過多の食品(甘いお菓子、甘い果物、白い炭水化物、アルコール)を摂取すると、血糖値は跳ね上がる。すると膵臓がびっくりして、インスリンを過剰分泌するので、ほどなく血糖値は急降下してしまうのである。この乱高下が、脳の機能を劣化させてしまうのだ。

(中略)朝食を、クリームパンやカステラのような甘いもの、トーストやおにぎりのような炭水化物だけで済ましてしまうと、十時半くらいに急におなかが空き、甘いものが食べたくなりませんか?朝ごはんを糖質だけで始めると、一日中、甘いものに追いかけられてしまう。加えて定常的なインスリンの過剰分泌は、代謝を下げてしまうので、いっそう太りやすい体質になってしまうのである。 

 

我が家の私、夫、イチタの朝食はここ1年以上、イチゴジャムを塗った食パン、バナナ、牛乳(もしくはR1、コーヒー)です。(ニコはまだイチゴジャムは塗っていないけど食パン、バナナ、牛乳)

ここに書かれていることを身を以て経験しています。10時前にはおなかが空いてしまって、おやつを食べないと昼までもたない。休日は、9時半頃に子供たちと一緒におやつを食べることが習慣化してしまったくらい。

 

1年前までは、私は納豆卵かけご飯が朝食でした。ニコ妊娠時のつわりをきっかけに、納豆が食べられなくなって、つわりが落ち着いても気分が乗らず、パンに切り替えたのでした。まずは私から、納豆卵かけ玄米ご飯に戻そう。

 

夫婦脳も読みました。

夫婦脳―夫心と妻心は、なぜこうも相容れないのか (新潮文庫)

 

哺乳類のつがいとしての生殖期間、相手の良いところしか見えない、ラブラブな状態なのは脳がそうさせるから当たり前。それ以上に夫婦で連れ添っていようと思ったら、お互い相手を理解する努力をしながら付き合っていくものなのだと繰り返し書かれていました。恋に落ちてから28年目(私、51歳。夫、53歳。イチタは20歳でニコは18歳。。わー、どんなか全く想像できないけど、妻は夫の一挙手一投足にイラっとしてしまうものらしい。)の危機を乗り越えられるように、まだまだ先は長いので、夫に感謝し夫を立てつつ、いかに私自身がご機嫌な妻、母でいられるかを大事にきょう、いまを過ごします。