話題のモンテッソーリ教育。いったいどんな教育なのか?興味を持ったので慣らし保育の空いた時間に本を読みます。
モンテッソーリ教育を受けた人の特徴と、何故そうなるのかを説明するだけでなく、どうしたら家庭でモンテッソーリ教育を実践できるか、重要なポイントに絞って解説されていて分かりやすい。
モンテッソーリ教育を受けた人の特徴を一言で言うと、優等生、できる子。こんないい子、どうやって育てたの?と言われるような子どもになるようです。また、自立心が強く、自分で立てた計画を最後までやり遂げる傾向にあるのだとか。
自分で選び、集中し、達成することで得られる満足感は、心を安定させ、脳を発達させるそうです。
モンテッソーリ教育を行う保育園や幼稚園に通わなくても、自宅で、両親の接し方次第でできることを知り、またその姿勢は私が日頃、こういう風に接してあげたいと思っている理想に近かったので、ぜひ取り入れようと思いました。
息子にこうなって欲しい、というよりも、私がこういう親になりたい、というのがモチベーションです。なので、結果息子が優等生にならなくたって、健康で自分のことを大切にできれば良いと、今は思っています。
三歳までに大事なことは、『日常生活行動』を教育の場として教材化し、意識して実践することです。
日常生活行動を身につけるべきときに、苦痛を体験した脳、例えば、自分でしたかったのに、ママが手早にやってしまうので悔しかった経験、自分でやりたいけどうまくできなくてモタモタしていたら叱られた経験、せかされた、待ってもらえなかった、などの経験をすると、子どもはその苦痛から逃れるために、攻撃的反応や逃避的反応を学習することになります。それを見た親がイライラしてさらに叱ってしまえば、幼児はいっそう生命の危険を感じ、不安や不満足を示す本能的行為をとります。
やってしまいそうでハッとさせられます。
日常生活行動の実践で大事なポイントとしては、
(1) 接し方: たすけすぎない、待つこと
(2) 環境: 自分でできるように
(3) 提示: ゆっくり見せる
子どもは『できない』のではなく、『やり方を知らない』だけ。これは親が常に頭の片隅に置いておかなきゃなと思いました。
何にもできない赤ちゃんの頃からお世話してたら、いつまでもかわいい私の赤ちゃん、と思い込みがちで、親の方が『やってあげたく』なってしまうけど、子どもが自分で!と言ったら、時間がかかっても、できなくても、何度でも、やらせる。あぁ、理想はそうだけど、できるかなー。。かなりの忍耐が必要そうです。
早期英語教育は早々にやる気を失った私ですが、これについてはがんばってやってみる価値があるのではないかと思っています。
環境作りについては、もっと具体的に参考になるような本を読んでいきます。実際に家庭に取り入れた際にはまたレポートしようと思います。
おうちでできるモンテッソーリの子育て 0~6歳の「伸びる! 」環境づくり (クーヨンの本)
- 作者: クレヨンハウス編集部
- 出版社/メーカー: クレヨンハウス
- 発売日: 2013/06/25
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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