30代共働きの子育て記録

東京から地方都市へ移住したフルタイムワーママの子育てや仕事のはなし。

古き良き日本企業のワーママを応援したい

ワーママのブログで読んでいて辛くなってくる人が2人いる。定期的にチラ見するんだけど、どちらも古き良き日本企業で3人も子育てしながら(かつ…ワンオペで!!)頑張っているのに全然評価されずに悶々としているという印象。

 

私も新卒で入った日本の会社に今も居たらこういう思いをしていたんだろうな、と想像しつつ、さっさと外資系に転職しちゃえば良いのに、と思うのだけれど、古き良き日本企業が変わっていかなきゃ本当の意味で日本の女性が働きやすくなる社会とは言えないのだよな、彼女たちがいなければ、変わることもないのだよな、とも思う。

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私が今年3月に2回目の転職した先は、外資系グローバル企業とはいえ地方都市に製造拠点を構えて30年程になる工場が職場なので、ローカル色もかなり強く、実は最初ちょっと不安だったのだが、マネージャークラスはきちんと教育されていて(少なくとも表面上は)理解のある印象。この"少なくとも表面上は"というのが実はかなり大事だと思っていて、内心で何を思っているかは別として、セクハラ、パワハラになるような発言がその辺のマネージャークラスのおじさんの口からうっかりでも出てこないらしいぞという安心感は大きい。新卒で入社した会社は気を抜くとすぐにそういう言葉をかけられて、後から思い返してうわあぁ、私あんなこと言われたのにヘラヘラやり過ごしちゃって、なんでもっとキツく言い返さなかったんだろう、などど思い出し怒りしたり自己嫌悪したりしていた。そういう時間程無駄なものはないと思う。

 

その見ていて辛くなるワーママのブログ、2人ともおそらくすごい仕事ができるひとだ。そして仕事ができるがゆえに、上司である仕事しないおじさん(そして年功序列でマネージャーになれちゃってるおっさん)に嫌われている。彼女たちからすればそんなおじさんには嫌われて結構、なんだけど、そのおっさんマネージャーらに可愛がられている後輩の男性とかにどんどん抜かされて落ち込んでいる。このおっさんマネージャー(妻は専業主婦で家庭のことは丸投げの昭和スタイル)が全ての元凶な気がしてくる。日本企業によくいるこういう仕事しないおっさんは、これからの時代の流れで自然淘汰されて絶滅していくことを切に願う。

 

見ていて辛くなるのが分かっていながら、定期的に見に行っては彼女たちの浮き沈みに一緒に一喜一憂しては応援している。