30代共働きの子育て記録

東京から地方都市へ移住したフルタイムワーママの子育てや仕事のはなし。

ストライダーエンジョイカップ

キャンプのない週末に、毎週末何かしら予定を入れないと気が済まない夫が入れた

 

ストライダーエンジョイカップ

 

子育てしてたら必ずそこかしこで見かける、ペダルなし自転車"ストライダー"が主催する、ストライダーに乗る子ども達のためのレースである。

 

対象年齢はヨチヨチ部門なる1歳半から参加でき、2歳の部、3歳の部、4歳の部の後は、14xの部で6歳までの子供が参加できるそうだ。

 

我が家はイチタがお腹にいる時に職場の同僚が出産祝いとして贈ってくれたのだが、このレースの存在は知っていたものの日程など合わずこれまで一度も参加することなくイチタはすでにこの夏ペダル付きの自転車デビューを果たし、ストライダーはニコにお下がりしている。今更ストライダーに?と思いつつ、未就学児が参加できる自転車レースなんて他にはないし、試しに参加してみようということで4歳の部で初参加。

 

イチタは直前まで、『自分の自転車(ペダル付き)で参加したい』『レースなんてやりたくない』と後ろ向きだったものの、なぜかどこかでスイッチが入り試走からノリノリで参加。結局レースも楽しんでいたようでなによりだった。

 

私はというと、レースを楽しむイチタや子ども達よりも興味深いものを見聞きした。

 

「試走で」なんか見た

本番の前に試走できる時間が設けられていて、子ども達が楽しそうにスイスイ走る姿を親はコース外から見守るのだが、私がコース側でイチタを動画に収めていたら、

 

『おい〇〇(子の名前)もっとコーナー攻めろよ!』

 

監督(親)から本気を出さない選手本人にお怒り気味のアドバイス…ここで私の関心はイチタのレースの行方ではなく親達の方へ。

 

「本番で」なんか見た

本番は最大12人が横一列に並んでスタート。親1名まで子どもの後ろに立てます、ということで、イチタご指名で私が後ろに立ってスタートまでの段取りなど説明していた。途中から雨が降り出していたのだが、スタート位置に着くとスタートダッシュで滑らぬよう、せっせと靴底や地面を拭くお父さん…本気度が違うぜ…

 

さらに、予選で決勝進出を決めたものの思った通りの結果が出せなかったのか、お父さんから喝入れられて泣きべそかきながら戻ってくる子どもを見つけたりして、え、え、そこまでするの…??と思ってしまった…

 

よくよくエントリーを見てみると、5回以上参加するベテラン参加者の多いこと。そして上記の気合たっぷりの親たちは、もれなくベテラン勢だったと思われる。

 

楽しければいいよね〜なんて気楽に参加しているうちのような家族ももちろんいた。

 

気合の入った親たちを見て、オリンピックでメダル取るような大活躍をする若者をこの夏たくさん見たけれど、きっと彼らも、楽しいー!だけで表彰台に登れたんではなくて、そこに至るまでにはきっとこんな熱狂的な親たちの努力?気合?も欠かせなかったんだろうなぁと思わずにいられなかった。そして私はそういうアツい親にはなれないなぁ、とも。あそこまで子どものやる気に介入できないわ。。好きにやってくれって思っちゃうわ。。