30代共働きの子育て記録

東京から地方都市へ移住したフルタイムワーママの子育てや仕事のはなし。

共働き核家族にコロナ第5波襲撃

私のコロナワクチン2回目接種直後のタイミングで、イチタとニコの通う保育園でクラスター発生、2週間休園となり、我が家もイチタと私が感染した。

 

結末から言うと、自宅療養期間は私とイチタで実家(東京都、無人空き家)に疎開した。保健所のホテル療養の勧めを断った理由、私もイチタも超軽症だったことと、イチタを1週間もホテルの一室に缶詰にさせたくなかった、これに尽きる。

 

私のワクチン2回目の前日に保育園から最初の陽性者が出た連絡が入り、うわぁ最悪のタイミングだな、と思ったけれど、すぐに、いや、ラッキーなのかもと思い直す。今までだって何度も波は来ていて、こうなる可能性はあったけれど、私達夫婦のワクチン接種が終わってから起こるなんて、抗体ができるのは接種から数週間かかるにしても、幸運な方なんじゃなかろうか。実際、私に出た症状は、ワクチン2回目の副反応にとても良く似ていた。頭痛、関節痛が主な症状で、発熱は副反応の方が重かったくらいだ。

 

保育園から続々と入る新規陽性の連絡、しかしそれらのケースについては保健所から連絡が来なかったのでイチタとニコは濃厚接触者ではなかったようだ。それでも、かかるときはかかる。

子どもの重症化の例はかなり低いのは統計を見て知っていたので、休園してすぐにイチタが発熱し、陽性出てもそれほど動揺せず。実際イチタの発熱はたった1日のみ。発熱以外なんの症状もなく、発熱した日も元気いっぱい走り回っていた。

夫とニコは、陰性。

私は検査の時すでに喉のイガイガする症状が出ていたので、検査結果が出る前に、私は陽性という前提で家族を私とイチタの陽性グループ、夫とニコの陰性グループに分けて暮らす。

私の陽性が確定後、保健所から家庭内の隔離には限界があるため、私とイチタをホテル療養する提案がされる。一旦予約する方向で受けたものの、軽症で既に回復傾向にある私と、とっくに平熱に戻りここから容体が悪化するようには到底思えないイチタを、1週間ビジネスホテルの1室に缶詰め…身体の回復より先に気が狂うと思い、丁重にお断りするとともに、東京都内にある今はほとんど空き家状態の私の実家にて自宅療養する選択をした。(保健所もその方がいいと了承。)実家への移動は自家用車で、実家での生活必需品はAmazon、食料品はネットスーパー宅配サービスとUber eatsを駆使して人と接することを完全に絶って生活していた。

 

イチタが望めば人に会わないように外に出て、人のいない遊歩道を散歩したりした。原っぱでバッタを見つけたり、池に葉っぱを浮かべたり、亀を見つけたり、イチタにとっては慣れない場所だったけれど刺激の多い満足のいく生活だったようだ。ホテルにしなくて本当に良かった。

 

この自宅療養期間、イチタの相手もあって仕事はままならなかったけれど、フルリモートで続けさせてくれた会社には感謝しかない。完全に休むより、イチタの相手をしながらの片手間でもメール返信したりメールチェックができるのは良かった。

 

正直言って、ここまでする必要のある感染症とはまったく思わない。もちろんワクチンに助けられたのもあると思うが、我が家を襲ったコロナは風邪よりショボかった。コロナよりもはるかに痛かったのは、コロナを恐れる社会が作ったルールの方だ。隔離しないと夫とニコに症状が出て陽性になった時がさらに面倒くさいので仕方なく離れる選択をした。こんなことを陽性者が出る度に繰り返していたのか…と自分の身に起きて初めて衝撃を受けた。我が家は空き家状態の実家という最後の手段があったけれど、共働き核家族詰むでしょ…仕事にならんでしょ…経済活動…

 

 

既にその方向に進んでいるとは思うけれど、一刻も早く社会全体がコロナを受け入れるフェーズになれば良いなと思う。とりあえずさっさと5類にしてくれ。