30代共働きの子育て記録

東京から地方都市へ移住したフルタイムワーママの子育てや仕事のはなし。

スゴ母列伝読んだ

 

 

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スゴ母列伝~いい母は天国に行ける ワルい母はどこへでも行ける

 勇気をもらいました。別に誰に自慢できる母である必要はない、みんなそれぞれとっても個性的で読んでいて楽しかったー。

 

私個人的にはマリーキュリーのこの言葉が心強かった。油断するとすぐに知育やら早期教育の情報が入ってくるから。。

 

子どもたちの教育についていえば、わたくしは、体育を主にし、ほんの少しの時間を学科のためにのこしておけばそれでじゅうぶんだという意見をもっております。

マリー・キュリー『キュリー自伝』

 

 

とはいいながら娘への手紙に数学の問題書いちゃうほどの意識高い系ママなんだけど。

子どもたちにどんな教育を施すか以前に、母親自身が明らかにしたくて仕方ないと思う研究にとにかく夢中だった姿を見て、長女もノーベル賞受賞する程の物理学者になったのではないかなぁ。理系に進まなかった次女の進路について何も言わなかったのもすごいと思う。。!!私なら絶対あなたにはパパ譲りの才能があるんだから、とかなんとか言っちゃう気がする。。そうやって子どもの選択肢狭めるのやめよ(自戒)

 

モンテッソーリが未婚の母だったのは知らなかった。公に自分の子どもに教育を施せないからこそ彼女が打ち込んだ仕事の先に、モンテッソーリ教育がここまで広まったのかも、と思うと感謝だけど、そこにいるのに私がママだよ、って言えない境遇、私なら仕事に打ち込むどころか精神病んでしまう気がする。

 

そしてどの時代の母親も、『女なんて』という時代の逆境の中子育てに仕事にその人なりにめちゃくちゃ頑張っていて、これは今のこの時代に生きている私だって頑張り続けなきゃいけないなぁと思いました。

環境が悪いなら自分で変えようと思い立ち、幸いにも一度の転職で理解ある職場、上司、同僚に恵まれて今の私があるけれど、私はラッキーだったんだよねー、では終わらせるべきではないと思いました。

娘が大人になった時、これはお母さん世代が頑張って変えた常識(例えば選択的夫婦別姓とか!)でしょう、こんなのが常識だったなんてヤバいよね、お母さん世代もなかなかやるじゃん、って言ってもらえるようなことが一つでもできたら良いなぁとぼんやり思っています。

 

ジェンダーフェミニズムとその歴史についてふつふつと興味が湧いてきてしまったので、図書館で片っ端から本を借り勉強してみます。