乳幼児期に特別な英才教育はさせないとお話しした我が家の方針ですが、特にこれといった教育方針に関する拠り所があるわけではなく、まだまだ芯がブレブレの新米ママです。
先週の休日、夫がどうしても家で済ませなければいけない仕事があったので、初夏の陽気の中息子とお散歩。特に用事もなく暇だったので図書館へ。買おうか迷っていた育児本があったので借りてきました。
まだ歩くことも、話すこともない赤ちゃんの息子を膝に乗せて一緒に絵本を読む幸せな時間。著者が言うように、この時間っていつか終わっちゃうんだなぁ。今のうちにたくさんたくさん、膝に乗せて絵本を読んであげようと思いました。
"大人がおもしろい絵本は子どももおもしろい。"
本の中でおすすめされていた絵本を買ったり、著者の絵本である『ぐりとぐら』を借りてみたりしました。
猫好きのわたし、これは買わなきゃと早速購入。擬人化したこねこのかわいいセリフがあるのかなーと思いきや、昭和でリアルな絵と、状況を説明するだけのシンプルな文章でしたが、面白いみたいで息子はじっと見聞きしてます。
いぬは したで がんばっている。
このフレーズが私にはツボです。
ぐりとぐらのえんそく (こどものとも傑作集―ぐりとぐらの絵本)
- 作者: なかがわりえこ,やまわきゆりこ
- 出版社/メーカー: 福音館書店
- 発売日: 1983/03/05
- メディア: 大型本
- 購入: 2人 クリック: 17回
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これは小児科の待合室で見つけて私が気に入ってしまったので図書館で借りてきました。毛糸を辿った先にくまがいるなんて、読んでいて楽しいし、かわいい。
『ぐりとぐら』はすでに私のお気に入りです。カステラを森のみんなでワイワイ食べるシーン、平和すぎる。
この本で繰り返し書かれているのが、いろんなママがいて、どんなママも子どもにとっては自慢で、大好きってこと。
何に対しても全力でぶつかってくる子ども。今でも充分、体力勝負と実感しているけれど、子どもを育てるということは、やっぱり大きなエネルギーを要するのだと、これから大きくなっていくにつれ、ますます体力勝負だなと思いました。
"子育ては、抱いて、降ろして、ほっといて"
今は『抱いて』の時期。息子が望むだけ、いやそれ以上に、たーくさん抱っこしてあげたいと思います。