30代共働きの子育て記録

東京から地方都市へ移住したフルタイムワーママの子育てや仕事のはなし。

薬でアレルギー反応

5月中旬に副鼻腔炎で処方された抗生物質が身体に合わず、結構きついアレルギー症状が出た。目が回る程のひどい目眩に始まり、手の震え、動悸、息切れ。

 

一番酷い状態のとき、発熱は全くなかったものの、あんまり急な体調変化だったので軽くパニックになってしまい、もしやこれはコロナか?!と疑ってPCR検査までした…結果は陰性。

 

コロナを疑っていた間服薬をやめて、コロナじゃないと分かりまた服用して再びフラフラになって初めて、飲んでる薬のせいで体調が悪くなっているようだ、と気づいた。

 

何度も飲んでいた薬だったのに、と不思議に思い薬剤師に聞いてみたところ、体調、体質の変化などで充分起こり得ることです、今後は同じ系統の薬を飲まないようにしましょう。というアドバイス

 

私毎年5,6月は心と身体もしくはその両方とも不調になってるなぁ…あれはほんとにしんどかった…

毒婦について読んだ記録

木嶋佳苗への興味から、彼女に関する書籍を複数読んだのでその記録。

 

まずは本人が書いた本を読んで、他の人の分析本を読んでいこうと思い、木嶋佳苗著『礼讃 (角川書店単行本)』から。

 

図書館で受け取った時まずその分厚さにびっくり。そして開いてびっくり、長編小説のような二段組。自分の半生について語るのに、こんな文字数かけられる人なかなかいないのでは。途中胸焼けしつつも先が気になって仕方なくなる、引き込まれる文章でした。

 

一貫して性欲、食欲、上質上等高級なものに囲まれたいという物欲、強いなという印象…でも読書家だし多趣味(渋め&貴族的)だし、きっと愛人時代のお相手のオジサマ達は彼女と話してて楽しかったんだろうなぁ…

 

犯罪者が生まれたのは育てた親の責任論がよく言われるけれど、両親ともに相当な毒親でない限り間違いなのだなと思った。木嶋佳苗の両親は、母親はかなりの毒親だけれど、父親は母親の毒を充分に打ち消すだけの愛情と誠意を持って彼女に接していたように見える。彼女自身も書いているが、彼女の人生を変えたのは、徹さん(佳苗の初体験の相手で、佳苗を利用して医師夫婦からお金を騙し取った詐欺師)だ。

 

実際に彼女が詐欺を働き、殺したとされる出会い系サイトで見つけた男たちについては触れられないまま終わるのもまた彼女らしい。不都合かつ美しくない思い出はここには書きたくなかったようだ。

 

次に北原みのり著『毒婦。 木嶋佳苗100日裁判傍聴記

彼女が見た裁判の様子、木嶋佳苗の態度を読んで、謎は深まる。男性が夢見る理想の女性を与えて、その対価を得るのが当たり前だと思っている木嶋佳苗。普通の女の人は、その理想の女性を与えること、求められること自体が苦痛でひとりの男相手でもやってらんないと思うんだけど。

 

上原千鶴子、信田さよ子北原みのり著『毒婦たち 東電OLと木嶋佳苗のあいだ

ここでは、木嶋佳苗の事件だけでなく、ありとあらゆる女性が被告となった事件について3人がジェンダーフェミニズムの観点から語っていてこれはとっっても面白くてあっという間に読了。

木嶋佳苗の報道見た男性の『俺は騙されない(なぜなら彼女が不美人だから)』って感想はほんとに失笑ものだ。

大阪幼児置き去り餓死事件は男が最も見たくないタイプの事件だったからそれほどメディアにも取り上げられずに(母親だけを鬼扱いして)終わったよね、という評価には、納得…!男の罪ね、、胎児殺しも実行犯の母親をバッシングしてもそこに至った父親の罪にはまったく触れないのだよね…!

 

そして最後に木嶋佳苗がブログで自分をモデルと謳ったことを怒っていた柚木麻子著『BUTTER(新潮文庫)』を読もうとしたんだが、『食』がテーマになってるみたいでいまいち興味持てず序盤で読むの辞めちゃった。

 

彼女に関する書籍はまだまだあるが、この3冊で今はお腹いっぱいなので次はまたジェンダーフェミニズムをテーマにした読書に戻ろうっと。

PMSをなくしたい

ニコ出産後の生理から、PMSの症状に悩まされるようになったので、超低容量ピル、ヤーズフレックスを服用し始めてからはや5ヶ月が経つ。

最長連続服用期間の120日目まで一度も不正出血なく初めての4日間の休薬期間を迎えた。さてどうなるPMS様症状。自分の身体を注意深く観察する。

 

休薬期間前日から1日目にかけて、生理前のようなシクシクする腹痛。

 

休薬期間2-4日目は、シクシク腹痛からがっつり子宮収縮してるわーって感じの強い痛みになっていくのに加え、片頭痛も薬を飲まなければならない程痛む。

(ちなみに片頭痛には市販の頭痛薬は全く効かないので片頭痛薬アマージを処方してもらっている)

例えるなら、子宮はレモン絞り器でぎゅうぎゅう絞られて、頭には空気入れで空気入れられてパンパン。というような感じ。なんだろう、ピル服用中妊娠してると勘違いした脳が、なんで急にホルモンなくなったよ!?今は産むのか!って子宮ぎゅうぎゅう絞る指示だしてるのだろうか?(妄想)それにしても頭痛はなんで…関係なくないですかね…

ダメ元で飲んでみた命の母ホワイト(漢方)はまったく効果なし。イライラはないものの、このダブルの痛みによりQOLはだだ下がりの4日間だった。初めての休薬期間だし体調変化の観察のためになるべく薬は飲まないでいようと思っていたけど途中からあまりに痛むので片頭痛薬飲んで、痛みがひとつ減るだけでこんなに楽になるんだぁ…西洋医学に感謝…

出血は休薬期間最終日にほんの少しだけだった。

 

休薬期間が終わり、次のシートを飲みだすと嘘みたいにピタッと症状なくなりいつもの調子に戻る身体。ホルモンこわい。

 

これからもPMS様症状は最も少なく見積もっても4ヶ月に1度やってくるのだなぁと軽く絶望した。これ仮に閉経まで飲み続けたとしても(かかりつけ医によるとヤーズフレックスは50歳くらいまで定期的な検査をしつつ服用可能とのこと。)何回ゾンビにならなきゃいけないの…計算してみた。

4ヶ月に1回ということは、1年に3回。いま34歳、仮に日本人女性の平均50歳で閉経するとしてあと16年。ひっ!あと48回もゾンビになるのか…!長い…長いよ…

 

とはいえ現時点でヤーズフレックスより良い解決策はないので、とりあえず次の3ヶ月分の補充のシートを処方してもらいにかかりつけの産婦人科を受診すると、ヤーズフレックス製造元のドイツの生産が安定せず、日本への流通も不安定とのこと。うーん。この薬がないと困るけど、依存するの嫌だなぁ。

 

わたしはPMSのない身体になりたい。(切実)

3人目あるのかないのか

ニコを妊娠中からずーっと私の頭の中にある

 

『3人目欲しい』

 

ニコがお腹にいるのに失礼よね、と思いつつ、正直な気持ちとして、欲しいのだ。

 

ニコはこの夏2歳になる。今の気持ちとしては、

 

『あぁ、もう一度、夫の赤ちゃん育てたいなぁ』

 

と思う時と、

 

『いやいや、ふたりでもう充分幸せだよね』

 

と思う時と、波のように繰り返しています。

今はふたりで充分期。

たぶんいまのこの状態で妊娠すると、悪阻の時とか、赤ちゃんの健康状態などに問題がある可能性が分かった時妊娠したことを後悔してしまう自分勝手な未熟者であることを自覚しているので、このままでは妊活に踏み切れないと思っている。

 

夫も一応私の3人目欲しい意思は尊重してくれているものの、基本ふたりで充分じゃない?という意見だと思う。

 

今年35歳、夫は37歳。今年の年末が3人目を迎えるなら最後のチャンスだと思っている。

仮にこの年末に授かると仮定すると、

イチタ5歳、ニコ3歳、サンちゃん(仮)0歳

2022年夏から産育休、2023年4月から仕事復帰で年長のイチタ、年少のニコ、0歳クラスのサンちゃんと3人送迎の中国雑技団状態が1年続くことになる。うわぁ、楽しそうだなぁー(苦笑)

 

そもそもイチタ小学校入学まで今の土地に居続けるつもりないのだけど、転職と引越しはどのタイミングですることになるのだろうか…夫と相談だなぁ。

100均ジェルネイルおためし

今年もやってきたサンダルを履く季節。

 

足の爪に何も施されていないとサンダルを履く気が失せてしまうので、毎年この季節だけはネイルする。元気があればついでに手にも。

 

不器用なので元々普通のマニキュアも苦手。特に右手はひどい。昨年はネイルシールを試してみてその手軽さに感動したものの、手も足も結構すぐに剥がれてしまうので使わなくなって今に至る。

 

とそこへ、『セリアでジェルネイルが揃うらしい』ということを知り、100円ならやってみようかな、という気持ちになったのでリサーチ開始。

 

LEDライトはセリアで売っているのはペンタイプ。これでは1本ずつ硬化しなければならなくてとっても面倒くさい…同じ100均ワッツでは300円でトンネルみたいになる小型のものが買えると知りそっちで購入。

 

セリアでベースコート、足と手にそれぞれ良さそうな1色ずつ(トップコートも欲しかったけどなかった)買って早速塗り塗り。初期投資なんと600円!やす。

 

マニキュアのような仕様なので蓋に付いているハケで塗り、硬化。何度か繰り返して、最後未硬化ジェルを拭き取り。さくーっとできました。

 

不器用だけどパッと見は塗りムラ目立たずツルッと完成するのと、その完成度に対して待ち時間がマニキュアよりも圧倒的に少ないのがせっかちな私には良い。

(追記)久しぶりで忘れていたけど、ジェルネイルは『爪が窒息してる感』がやはりマニキュアやシールより強く、手元が重くなった感じがする。

 

持ちは気にしていません。見栄えが悪くなったら剥がそうっと。

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100均ジェルネイルセット

 

またマニキュアに戻るかもしれないし、ネイルシールもまたやりたくなるかもしれないので、まるっと一式まとめてこれもセリアで買った箱に入れ、ネイルセットとして保管。

死刑囚メグミ読んだ

死刑囚メグミ

 

実際にあった事件を元に書かれたフィクション。

 

出生の秘密、育った環境、貧困、田舎の閉鎖的な雰囲気といじめ、堕ちるとこまで堕ちたなって自覚しながら堕ちていく…こんな不遇な巡り合わせある…?

 

小説として末端の運び屋の逮捕から麻薬密売組織の中枢に迫っていくハラハラドキドキも充分面白かったんだけれども、何より実際にあった覚醒剤密輸事件でマレーシアで死刑判決受けた日本人女性がモデルなので、読んだ後とても気になって調べてしまった。

 

中高生の頃、いつだったか夏休みの自由課題で凶悪犯罪の分析本を片っ端から読み漁って凶悪犯罪を犯した犯人の心理とか、どうして犯行に臨んだのかという分析にすごく興味があった時期があって、今もそういうのを知ることに好奇心を掻き立てられるのは事実。この本もあっという間に読んじゃった。

 

少し前に、山田詠美つみびと (単行本)」も一気読みしました。これは大阪の幼児置き去り餓死事件をモチーフにした小説。母親の罪だけでなく、彼女を見捨ててきた大人たち、彼女を都合よく利用していた男達、父親として配偶者としてきちんと向き合わなかった元夫の罪深さも描かれていた。

 

機能不全家族で抑圧された環境で育った女性が、まともな対人関係を築けず、孤立し、その寂しさとか不安なところにつけ込まれて自分を癒せないままどんどん追い込まれて行く様子が2冊に共通していたように思う。自分も運が悪ければこうなっていたかもしれない、と思う。

 

調べていくうち日本人女性の死刑囚、ということで木嶋佳苗のブログ読み出したらこれはもう面白すぎた。この人この文才と欲望の塊を惜しげもなくひけらかす感じ、違う方面に使ってたらきっと自分でかなり稼げてたと思うんだけどな。でもきっと自分で稼ぐことにはまったく興味なかったんだろうな。

 

次は木嶋佳苗の本読もーっと。

余剰資金の投資先を再考

セゾン投信、会員ページがめちゃくちゃシンプル、というかSBI証券の情報過多なweb siteを見慣れていると簡素すぎて寂しいくらいに感じます。

 

そして驚いたのが積立金額の増減をネット上でタイムリーに変更できない!というわたしにとってはだいぶ残念な設定だったので、この記事の後積立額を月1万円と最低限に変更しました(web siteから投資額変更届をダウンロードして印刷して記入して、郵送!)。 セゾンはちょこっとでいいや。手数料も高いし、ということで。

 

misato33101211151.hatenablog.com

 

ただ、今ある余剰資金の数百万円をこのままネットバンクに寝かせておくのはやはりもったいなさすぎるので、ネットバンクの外貨積立サービスを利用して毎日ドルに換金して、ある程度まとまった額になったら米国株(VTとVTI)を購入する、という方針にしました。アメリカと世界に投資。投資信託で購入しているインデックスファンドでもあるiシェアーズMSCIもいくらか買ってみましたが、もう分かりやすく長い歴史あるヴァンガードについて行こうと。

 

ちまちまとですが、資産にバリエーションが出てきて楽しいです。

 

最近の資産の内訳精査してみたらこんな感じでした。

現金    50% 

投資信託  46%

米国株(ETF)  4 %

 

投資信託はいまeMAXIS Slimシリーズの以下3つを同額積み立て。

米国株式(S&P500)

先進国株式インデックス

新興国株式インデックス

オールカントリーもあるけれど、これ一本でおっけい!みたいなのなんか嫌で。

 

リスク取れる現役の働き盛りのうちは、生活必需資金としてメインバンクに入れている現金以外のネットバンクの余剰資金は、粛々と投資信託またはETFに移動していって何十年もかけてお金に働いてもらおうと思っています。

 

すくすく育てよ…