30代共働きの子育て記録

東京から地方都市へ移住したフルタイムワーママの子育てや仕事のはなし。

赤ちゃん返り

1歳11ヶ月。ある夜突然ママがいなくなったと思ったら、赤ちゃんと一緒に帰ってきて、お兄ちゃんになったイチタ。

 

ニコが泣くと私や夫がオムツを変えたり、ミルクをあげたりするようだ、ということに気がつくと、ニコが泣いた時や授乳中に明らかに挙動がおかしくなるようになりました。

 

授乳を中断しなければならないようないたずらをこれ見よがしにしようとする、それまでひとりでご機嫌で遊んでいたのに、急に不安そうな顔で抱っこやおんぶを要求する、ミルクを飲むニコを叩く、などが主な赤ちゃん返りの具体的な行動だった気がします。

 

そんなイチタの様子は明らかに赤ちゃん返りだと分かったので、極力叱らず、叩くようなら逃げて、ニコは今まだ自分では何もできないことを辛抱強く言って聞かせ、イチタがおっぱいやミルクを飲みたいと言えばかなえてあげて、出来る限りイチタのやりたいことをひと通りやらせてあげました。すると、

 

ママのおっぱいもミルクも咥えてもあんまりでてこないし、別に美味しくない。

 

ニコは世話が焼けるやつで鬱陶しいが、ニコのせいで自分がないがしろにされるわけではなさそうだ。

 

ということを2カ月ほどかけて学んだようで、ニコが3カ月になる頃にはだいぶ落ち着きました。

 

今回私の胸は母乳が出始めても前回のような、きゅーっと母乳が作られている感覚や、授乳時間が近づくとぱんぱんに張って痛い、などということがなく、痛くなくてよいのだがちゃんと出てるのかな?という疑念が常につきまとうのが嫌で、2カ月に入る頃、もうやめようと意図的に完全ミルクにしました。

イチタも私がおっぱいをあげるよりも、ミルクをあげている時の方が、ご飯食べてるのね、とすんなり理解しやすいようで、授乳中の赤ちゃん返りは完全ミルクにしてからかなり落ち着いた気がします。

 

最近は自分はニコの『お兄さん』(イチタにとって最高にかっこいいやつの象徴)なのだ、としっかり認識しているようで、保育園にイチタをお迎えに行くと、いつもクラスの女子達が赤ちゃん〜!とニコを可愛がりに来てくれるのですが、イチタは最近『おれのいもうとに気安く触るな〜!』くらいの勢いでニコを守りにやってきます。

とはいえまだまだ甘えん坊で、疲れた時などはニコを押し除けて抱っこをせがんできたりするので、出来る限りこたえてあげたいな、と思う最近です。