結婚して27年、ある日ふと開いた本棚の本の中から、離婚届を見つけてしまった夫。妻はどういうつもりなのか?
去年の年末にやってみて味をしめた、義実家への帰省タイミングを私だけずらすことにより生じる貴重なご褒美タイム。今年もひたすら引きこもってのAmazon prime映画ドラマ三昧でした。
今回は、新たにprimeに入っていた、イグアナの娘(リアルタイムで見ており、悲しいドラマだと記憶していたのに、今見るといろいろ笑えた)を一気見してたら菅野美穂がかわいすぎて、奇跡のリンゴからの、恋妻家宮本でした。
阿部寛演じる優柔不断で口下手な夫が、自分の夫の性格と重なるところが多くて、ついニヤニヤしながら見ていました。
最近私は夫に対して、もうこんな人知らない!ってくらい怒ったんですが、その時ふと気付いた、もう一緒にいたくないって思ったら、いつでも離婚できるんだってこと。それに気付いたときの、肩の力が抜ける気楽さと、それを選択することの悲しさ。
経済力を父親に頼っていた母親が、私にはお金がないから離婚したくてもあなたたちを引き取って育てられない、といって嘆いていた。私は夫と対等に稼いでいて、我慢できなくなったらいつでも離れて良いのだ。
でも、できれば避けたい。文句を言いながらでも、二人で子育てして、一緒に年を取りたい。
幸福な結婚というのは、いつでも離婚できる状態でありながら、離婚したくない状態である。
作家、大庭みな子の名言でした。本当にその通り。
話が逸れましたが良い映画でした。夫と一緒に見たい。