30代共働きの子育て記録

東京から地方都市へ移住したフルタイムワーママの子育てや仕事のはなし。

きみは赤ちゃん再読

妊娠中、妊娠出産に関するブログやら書籍を読みあさっていた中に、川上未映子の【きみは赤ちゃん】がありました。

 

妊娠中の感想、今思い返すと出産レポの章はそれはもう他人事で、へぇー、無痛分娩の予定が帝王切開になっちゃうこともあるんだー痛そうー程度で、どちらかというと出産後の夫婦の関係、出産を機に生活のなにもかもを変えざるを得なくなった自分と、何も変わらないように見える夫のあべちゃんへのどうしようもないイライラを、仲の良い夫婦でさえこんな気持ちになるの?!とこれから迎える出産と育児に戦々恐々とした記憶が。

 

実際自分が帝王切開を経験して再度読んでみると出産の章、あぁ分かる、分かりすぎる、、そして痛みの表現とか、当然ですがものすごく分かりやすいというか、ありとあらゆる例えを使った表現はさすが作家だなぁと。

産後の夫婦の関係については、夫は私以上に親スキルが高い(私は沐浴もできないし、爪も怖くて切れないけれど、夫は授乳以外何でもできる。授乳はミルクで代用可能だから、極端に言えば夫は私がいなくても子育てできると思う。)し、出産後は明らかに早く帰ってくるようになったし、彼が出来る限り息子の育児に主体的に取り組もうとしているのが態度を見ていてよく分かるので、少なくとも産後1か月の現時点までについて言えば、産後クライシスとは無縁な我が家です。

 

産後のホルモンバランスの変化や慢性的な寝不足は、肉体的には困った変化をもたらしたけれど、今のところ精神的にはとても健康的な状態を維持できている。

 

この本は妊娠から出産、息子のオニちゃんが1歳になるまでの記録なので、産後1か月の今再読してすごく参考になったのは今後経験するであろう離乳食とか仕事復帰の時に感じるジレンマとか、発熱のこととか。料理苦手な私に離乳食はかなりハードル高い。今からベビーフード使う気満々です。。

 

来週は1か月健診で息子を連れて初めての外出です。今日はちょうど黄昏泣きのタイミングでグズグズのところ抱っこ紐の装着練習をしたら、抱っこされながら寝てしまいました。腕で抱っこしててもこうはいかない。。抱っこ紐、すごい。両手空くし、泣き止むし良いことだらけ。何で今まで使わずにギャン泣きさせてたんだろう、これから家でもエルゴ使おう。