30代共働きの子育て記録

東京から地方都市へ移住したフルタイムワーママの子育てや仕事のはなし。

【術後の処置、経過レポ】予定帝王切開で出産しました

この記事の続きです。

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(手術日当日) 悪露出し、寝返り、乳首マッサージ、術後は痛みのオンパレード

手術が終わって病室へ戻ってきたのが夜の21時。直後は麻酔が効いていましたが、しばらくすると痺れたような感覚とともに戻ってくる下半身の感覚と、傷口というより子宮らへんの内臓のジンジンした痛み。。なにこれ、痛いと思い22時半頃、看護師さんに痛みを訴えるとすぐに痛み止めの座薬を入れてくれる。

あと戸惑ったのは体の異常な震え。寒くないのに自分じゃ止められないくらいブルブル震えてました。たぶん1-2時間くらい震えてた。

何よりもつらかったのは、数時間おきに看護師さんがお臍らへんを押して悪露を出しに来る!!これがめちゃくちゃ痛い!!でも振り返るとこれのおかげで術後3日目には悪露の量はほとんど気にならない程度にまで減ったし、子宮の戻りも良かったのではと思いました。

さらに看護師さん、真夜中に寝返りしてみる?と課題をふっかけてくる。確かにうつされたベッドはふかふか過ぎて仰向けだと腰が早くも床擦れのような痛みがあったし、術後なるべく早く動いた方が癒着も防げるし治りも早いということで、看護師さんに助けてもらいつつ、痛む傷口と子宮に呻きながら体を無理くり起こし寝返りを右左とこれも1-2時間おきでしょうか、繰り返しました。

術後すぐに子宮収縮剤の筋肉注射を打ったところ、血圧が急激に上がってしまい、子宮収縮剤の投与はストップ。代わりに乳首マッサージをやることで子宮収縮を促すよう真夜中に看護師さんからマッサージ方法を伝授されますが、これがまた涙が出そうなほど痛い。

手術日当日の夜はこうして看護師さんの容赦ない悪露出しと寝返り、乳首マッサージに悶えながら、同時にふくらはぎには血栓防止のバルーンが膨らんだり萎んだりを繰り返していて、ほとんど眠れずにふけていきます。。

 

(術後1日目) 一般病室へ戻る、食事スタート

明け方に少しだけ眠ったら、看護師さんが息子を連れてきてくれました。やってみよう!と言われて初めての授乳に挑戦。思った以上に強い吸引力にビビる。

スパルタ看護師さん、立てたら立ってみて、歩けたらトイレまで行ってみよう!導尿の管が取れるよ!と言われ、ひーひー言いながらも立ってみる。重力を感じてズーンと痛む子宮。痛い。点滴スタンドを杖代わりにトイレまでヨチヨチ歩く。お腹痛いから腰を曲げて歩くけれど、歩くたびにズシズシ痛い。。看護師さんに、"術後24時間以内に歩くなんてすごい回復力じゃない!"なんて褒められながらトイレに到着。導尿の管を抜いてもらうついでに排尿も、とここでも激痛!!なんて言うんでしょう、膀胱が子宮の傷に引っかかってる感じの、ツーンとした痛み。この痛み、術後3日目まで続きました。

もう歩けるから、ということで一般病室へ自力で移動。お昼前にガスが出たので、お昼ご飯から重湯の食事スタート。24時間以上飲まず食わずだったから、これはすごくうれしかった。

 

(術後2日目)  自由の身

相変わらず腰を曲げての歩行ですが、しばらく歩き続けると少しずつ痛みは気にならない程度まで回復しました。とはいえ立ち上がる時と排尿時の痛みはまだありました。

この日の夕方に点滴と麻酔の管が抜かれ、晴れて自由の身に!手術後も背中につけられていた麻酔の管は結局一度も使わずに痛み止めだけで乗り切れました。

 

(術後3日目)  高血圧で安静に

術後の子宮収縮剤投与により高血圧になって、投与ストップで一旦落ち着いたものの、3時間おきの授乳が始まると再び上がり始めた血圧。この日の朝一の測定で150とかなり高く出たので授乳はやめて安静にとの指示。自覚症状がないので赤ちゃんに会えない寂しさを感じつつ、看護師さんの"一緒に退院したいよね?"という一言におとなしく横になる。

血圧が安定したところで授乳再開と、もう髪が洗えないのが耐えられず、手についていた管も取れたので、洗面台で髪を洗ってスッキリ。

食事はだんだんお米の形が残ったお粥と、固形のおかずが並ぶように。嬉しさのあまりおかずを喉に詰まらせてむせて傷が痛む。

 

(術後4日後)  傷口、子宮、排尿の痛み和らぐ

この日には傷口の痛みも、子宮が戻る痛みも、排尿時の痛みも気にならない程度まで和らいできました。姿勢も正して歩けるようになって、シャワー許可も出たので綺麗さっぱり。母乳が本格的に出始めると同時に汗も尋常じゃなく出たので、1日に2回とかシャワーしてました。
さらにこの日のお昼から白米での通常病院食になり、術後4日目から退院日の7日目までは、高血圧を様子見しつつ、もりもり食べて3時間おきの授乳をこなすというルーチンを繰り返して退院後の生活に備えるという感じでした。

振り返ると手術日から術後3日目まではひたすら痛みに耐え、4日目から退院までは赤ちゃんのお世話に慣れていく、そんな入院生活でした。

 

母子別室について

私の産んだ病院では母子別室で、赤ちゃんが泣くとお母さんが呼ばれるというスタイルでしたが、初めての授乳や赤ちゃんのお世話を他のママ達と一緒にできたのは私にとって気分転換になって良かったなと思いました。特に同じ日に帝王切開で産んだママとは授乳のタイミングもほとんど一緒で、他愛のない話をしてるうちに授乳なんてあっという間でした。元々は完全個室の産院で産むつもりだったけれど、帰る頃には2人目もここがいいかも、とまで思うくらい、充実した1週間となりました。